花粉症・アレルギー性鼻炎は、クシャミ・鼻水・鼻づまりなどを呈する疾患ですが、重症になると頭重感・疲れやすさ・集中力の低下などが出現し、労働能力の低下・労業成績の低下などを引き起こすことも多くみられます。
花粉症の治療は、まずアレルゲンの回避を徹底することが重要です。花粉情報を参考にしながら
(下図参照)
以下の点に注意するようにしましょう。
- 花粉飛散の多いときには外出を控える
- 窓や戸を閉めておく
- 外出時にはマスクや眼鏡、帽子を使用する。花粉の付きにくい服を着る
- 帰宅したら玄関で衣服や髪をよく払い、洗顔、うがい、鼻かみ、眼の洗浄を行う
- 洗濯物や布団は外に干さない
重症度に応じた花粉症に対する治療法の選択
| 重症度 | 病型 | 治療方法 |
|---|---|---|
| 初期療法 |
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| 軽症 |
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| 中等症 | くしゃみ・鼻漏型 | 第2世代 抗ヒスタミン薬 + 鼻噴霧用 ステロイド薬 |
| 鼻閉型または 鼻閉を主とする 充全型 |
抗LTs薬 + 鼻噴霧用 ステロイド薬 + 第2世代 抗ヒスタミン薬 |
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| 重症・ 最重症 |
くしゃみ・鼻漏型 | 鼻噴霧用 ステロイド薬 + 第2世代 抗ヒスタミン薬 |
| 鼻閉型または 鼻閉を主とする 充全型 |
鼻噴霧用 ステロイド薬 必要に応じて点鼻用血管収縮薬を治療開始時の7〜10日間に限って用いる 鼻閉が特に強い症例では経口ステロイド薬を4〜7日間処方して治療を開始することもある |
「鼻アレルギー治療ガイドライン」では、花粉の飛散がはじまる前後の、まだ無症状態か極めて軽い時期に治療を始めれば、割と重症化することなく軽い症状ですむと期待されているため、早めの初期治療が推奨されています。
ただし、薬剤は症状を抑えているだけなので、花粉シーズン途中で「治った」と思って薬をやめてしまうと、再発するだけでなく、症状が重症化することがあります。シーズン終了までしっかりと内服、アレルゲンの回避を続ける必要があります。
より詳しいスギ花粉の飛散状況は、こちらのサイトをご参考下さい。
→環境省花粉観測システム(はなこさん)













